前回の記事ではグレース公妃(グレース・ケリー)の優雅な世界を切手で振り返りました。
今日はモナコ公国で発行されたグレース・ケリーが出演した映画ポスターの切手のすべてをご紹介します!
グレース・ケリーが出演した映画リスト
年代 | 原題 | 日本語タイトル | 役名 | |
1951 | Fourteen Hours | 14時間の恐怖 | ルイーズ・アン・フラー | |
1952 | High Noon | 真昼の決闘 | エイミー・フォーラー・ケイン | |
1953 | Mogambo | モガンボ | リンダ・ノードリィ | |
1954 | Dial M for Murder | ダイヤルMを廻せ! | マーゴット・メアリー・ウェンディス | |
Rear Window | 裏窓 | リサ・キャロル・フレモント | ||
The Country Girl | 喝采 | ジョージー・エルジン | ||
Green Fire | 緑の火 エメラルド | キャサリン・ノーランド | ||
The Bridges at Toko-Ri | トコリの橋 | ナンシー・ブルーベイカー | ||
1955 | To Catch a Thief | 泥棒成金 | フランセス・スティーブンス | |
1956 | The Swan | 白鳥 | アレクサンドラ姫 | |
High Society | 上流社会 | トレイシー・サマンサ・ロード |
グレース・ケリーが出演した映画ポスターの切手
2014年から2019年までの5年間にわたり、グレース・ケリーが出演した映画ポスターの切手シリーズが発行されました。
1951年・14時間の恐怖(Fourteen Hours )
グレース・ケリー、映画1作目出の作品です。主役ではなく端役だったそうです。
当時のオリジナルのポスターはこちらです。グレース・ケリーの名前はまだないですね。
1952年・真昼の決闘(High Noon )
『真昼の決闘』(High Noon)は、1952年製作のアメリカ映画。フレッド・ジンネマン監督による西部劇映画で、グレース・ケリーは保安官の妻、エイミー・フォーラー・ケインを演じています。
主演のゲイリー・クーパーは第25回アカデミー賞の主演男優賞を獲得しました。
1953年・モガンボ(Mogambo)
『モガンボ』(Mogambo)は、1953年に製作・公開されたアメリカ合衆国の映画で、グレース・ケリーの3作品目、初のカラー作品です。
ベルギー領コンゴ・タンガニーカ・英領ケニア・ウガンダでロケーションが行われました。
グレース・ケリーは当初代役として抜擢されましたが、ゴールデングローブ賞 助演女優賞を受賞しました。
モガンボとは、「最も偉大なもの」を意味するアフリカの言葉だそうです。
1954年・ダイヤルMを廻せ!(Dial M for Murder )
『ダイヤルMを廻せ!』(ダイヤルエムをまわせ!、Dial M for Murder)は、1954年のアメリカ合衆国のサスペンス・ミステリ映画です。
監督はアルフレッド・ヒッチコックで、現在もグレース・ケリーの出演作を代表する映画と言われています。
1954年・裏窓(Rear Window)
『裏窓』(Rear Window)は、1954年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。
監督はアルフレッド・ヒッチコックで、サスペンス作品として高い評価を受けました。
1954年・喝采(The Country Girl )
『喝采』(かっさい、The Country Girl)は、1954年のアメリカ合衆国のミュージカルドラマ映画です。
クリフォード・オデッツの舞台劇『The Country Girl』(1950年)を映画化した作品です。
監督はジョージ・シートン、出演はビング・クロスビー、グレース・ケリー、ウィリアム・ホールデンなど。
グレース・ケリーがアカデミー主演女優賞を受賞した映画です。
2014年に始まった切手シリーズの最初の切手として選ばれました。
1954年・みどりの火・エメラルド(Green Fire)
『緑の火 エメラルド』(Green Fire)は1954年のアメリカ合衆国の映画、アンドリュー・マートン監督の作品で、南米を舞台とする冒険映画です。
1954年・トコリの橋(The Bridges at Toko-Ri)
『トコリの橋』(he Bridges at Toko-ri)は、1954年のアメリカ映画。朝鮮戦争下で爆撃に向かう米海軍の航空部隊を描いた戦争映画です。
1955年・泥棒成金(To Catch a Thief)
『泥棒成金』は、1955年のアメリカ合衆国のロマンティック・スリラー映画、監督はアルフレッド・ヒッチコックです。
1956年・上流階級(High Society)
『上流社会』(じょうりゅうしゃかい、High Society)は、1956年制作のアメリカ合衆国の映画。
ビング・クロスビー、グレース・ケリー、フランク・シナトラらが出演し、グレース・ケリーにとってはモナコ王妃になる前の現役最後の映画出演になりました。
1956年・白鳥(The Swan)
『白鳥』(The Swan)は、1956年のアメリカ合衆国の映画、チャールズ・ヴィダー監督の作品です。
ハンガリーの劇作家フェレンツ・モルナールの戯曲を映画化した作品で、1956年4月19日にモナコ公妃となったグレース・ケリーの「引退記念作品」といわれることがあります。
グレース・ケリーの映画ポスター切手についてまとめ
モナコから発行されたグレース・ケリーの映画ポスターをモチーフにした切手、いかがでしたか?
グレース・ケリーが出演した映画、11作品のすべてのポスターを切手で見ることができます。
モナコ郵政の気合いを感じますね!
2枚セットで発行されたので、2019年はウェディングのポスターがセットされました。
いくつか観たことがある映画がありますが、グレース・ケリーの映画を動画配信などで探して見たいと思います。
ポスティオ・マルシェでは「王室・皇室・ロイヤル」のグループに入れていますので、ぜひご覧ください。
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