こんにちは♪ 2022年4月29日から7月3日まで、東京都渋谷区の「Bunkamura ザ・ミュージアム」で開催されている『ボテロ展』を見てきました。
『ボテロ展 ふくよかな魔法』
私の人生は描くためにある
ボテロ=フェルナンド・ボテロ( Fernando Botero Angulo , 1932年4月19日〜)は、コロンビア出身の画家で彫刻家です。
ボリュームのある人物や静物の絵に特徴があります。
今回の展覧会は現在も活動を続けるボテロの生誕90年を記念して、日本では26年ぶりに展覧会が開催されることになりました。
ボテロ自身も展覧会の開催を楽しみにしていたということで、初期の作品から、ふくよかな絵に至る経緯、
美しい色彩と迫力のある大きな絵がたくさん展示されていました。
こちらは2020年に描かれた『モナリザの横顔』です。
ボテロが成功するきっかけになった作品が1959年の『12歳のモナ・リザ』で、ニューヨーク近代美術館が購入しました。
以降、ボテロはモナ・リザをモチーフに描いていますが、横向きに座ったモナ・リザは最新作です。
ザ・ミュージアムのエントランスに続くテラスには、広島市現代美術館所蔵の野外彫刻『小さな鳥』がありました。
今回のリニューアルで、植栽は減り、ロダンの彫刻『カレーの市民』『考える人』が、計画されていた位置に配置されました。
ボテロ展の章立て
第1章:初期作品
第2章:静物
第3章:信仰の世界
第4章:ラテンアメリカの世界
第5章:サーカス
第6章:変容する名画
それぞれの章ごとにボテロの想いを感じることができます。
絵に描かれたものや人もボリュームがありますが、作品そのものもとても大きくて迫力があります。
ふくよかな絵のきっかけになったマンドリンも必見
今回の展示ではかなり近くまで寄ることができますし、年月を経ていない=修復されていない、ボテロが描いたままの作品を目の当たりにすることができて、ワクワクしました。
展覧会にあわせて、隣接する映画館「Bunkamura ル・シネマ」ではボテロのドキュメンタリー映画『フェルナンド・ボテロ 豊満な人生』が上映されます。
これを観るとボテロと作品についてより深く知ることができそうです。
Bunkamura ザ・ミュージアムについて
- 所在地:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
- 交通:JR線渋谷駅 ハチ公口より徒歩7分、地下鉄線渋谷駅 B2出口より徒歩5分
- ロッカー:あり:コイン不要です
- 写真撮影:特別展は一部のみ可能
- 一般駐車場:東急百貨店の駐車所あり(有料)
- 休館日はウェブサイトのカレンダーでご確認下さい。
( Bunkamuaは隣接する東急百貨店の再開発にともない、2023年4月から休館の予定があります。)
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